オブザーバビリティ(Observability)とは、「観察(observe)」と「能力(ability)」を組み合わせて作られた複合語で、日本語では「可観測性」と訳されます。「システム内部の状態を監視し、エラーを検知することに加えて、その原因を分析・特定すること」、もしくは、それを行うことができる能力や状態のことを指します。
| 監視 |
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システム内部を監視し、エラーを検知すること。あくまで設定した状況を通知するだけで、その原因まではわかりません。そのため、想定外の未知の障害が起こった場合、「エラーが発生しているが、理由がわからない」という状態に陥ってしまいます。 |

| オブザーバビリティ |
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システム内部の状態を監視し、エラーを検知することに加えて、その原因を分析・特定すること。モニタリングとオブザーバビリティの違いを整理すると、「エラーを検知した後に、その原因を分析特定できるか否か」にあることがわかります。 |
従来の監視とオブザーバビリティの違い
クラウド普及に伴いシステムが分散し、会社全体としてシステムの全容を把握することが難しくなってきました。その結果、システムでトラブルが発生した際、対処に時間がかかり、最悪の場合ユーザーが離脱してしまうという問題が起きます。複雑化するシステムのエラーに早期の対処が可能となる「オブザーバビリティ」で早期にエラーに対処し、システムの可用性と信頼性を底上げします。オブザーバビリティとはビジネスにおいて、クラウドの利活用を促進させるために重要な要素です。
当社は、New Relicの公認パートナーとして「new relic」製品を提供しています。
new relic
New Relic, Inc. (HQ: サンフランシスコ、USA)
設立:2008年
2023年国内市場シェア:46%
導入実績:GLOBAL 17,000+ JAPAN 600+
ベンダー売上シェア(SaaS)
※オブザーバビリティ市場はソフトウェアとSaaSの、2つの提供型に大別
※「市場全体」の売上は、ソフトウェアライセンスとSaaSの金額の合計
new relic オブザーバビリティプラットフォーム
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